| 講演会「都市再生問題」開催される |
10月31日の7時限目に(株)日本航空ジャパン高知支店長の井上泰日子氏を招いて高校2年生を対象にご講演をいただいた。
演題は「都市再生問題」。
これまでに井上氏が勤務されていたシンガポール、ニューヨークについて都市の現状を述べられ、各都市の特徴的な政策について具体的な活性化の成功事例を挙げて説明して下さった。
そのあと高知の再開発について、大学と都市の活性化という意外なつながりや特にはりまや橋交差点の再開発を含めた中心市街地の再生について意見を示された。
なぜ中心市街地が復活しなければならないのかと熱く語って下さり、生徒も身近で具体的な話題ということもあって非常に熱心に耳を傾けていた。
講演後も井上氏が「大変素晴らしい」と言われるような核心をついた質問も飛び、生徒の演題についての関心の深さがうかがい知れた。

《生徒の感想》
○「都市再生」といっても何をするべきなのか、今どういう状況なのかがわからなかったが、現在高知市の抱えている問題点や解決策、
日本あるいは世界が抱えている問題点をわかりやすく説明して下さったのでとても身近な問題に感じられた。
○私は2年間他国の首都にいましたが、発展途上国とはいえ子供も多く、高知よりも活気がありました。高知は田舎の方だし、
少々人が少なくても逆に自然がキレイで良いと思っていたのですが、話を聞いて結構危ないんだと思いました。
○最近、イオンができてとても便利になったと感じていたが、そこで物はたくさん買えても私たち学生が歩いていける所にはない。
仕方なく公共交通機関や家族の車で行っているが、このことが地球温暖化を助長していると考えると恐ろしい気分だ。
○最近ドミノ倒しのように次々と中心街の目玉点が潰れている。西武が撤退して早3年。全く新しい店が入る気配がない。
高知の顔ともいえる重要なはりまや橋交差点の地区がずっと空いているという状況は高知の将来を不安にさせる。
高知は自然が多いのが魅力ではあるが、時代の流れに合わせて都市化しなければならないと思う。
しかし、「都市化」ということばが一人歩きしないように高知の良さを生かしつつ計画していくべきだと思った。
| 井上 泰日子(いのうえ やすひこ)講師のご略歴 |
| 1951年、徳島県生まれ。1974年、京都大学工学部卒業。同年、日本航空入社。
米国ワシントン、ニューヨーク、シンガポール等で勤務。海外渡航は250回程度、55カ国を訪問。現在:日本航空 高知支店支店長。
土佐経済同友会幹事・都心キャンパス委員会委員長、高知県観光特使、高知市中心市街地活性化推進懇話会委員、日本観光学会会員等。 |
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