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高校2年 SSP 「証券会社について」 講演会実施
 5月18日、高校2年生を対象にSSP講演会が行われました。M&Aや村上ファンドの阪神買収、ライブドアの事件など、株に関するニュースが新聞紙上を賑わしている昨今、 講師には株に関する専門家をお迎えし、このような出来事がなぜ起こるのかを基礎から学習することになりました。

演題 :証券会社の役割と証券を巡る最近の動向について
講師 :吉田 憲司 氏  野村證券株式会社 高知支店長

 生徒たちのワークシートには次のようなものを用意しました。そのワークシートに書かれた感想をいくつか掲載させて頂きます。
 吉田先生の講演は大変簡潔で分かりやすく、多くの生徒たちが、株式会社とはどのようなものかを良く理解できたと感想で述べていました。 また、将来投資をしてみたいなどと株に興味を持つ生徒も出現しています。生徒たちが進路を考える上で、また新たな視野が開けたのではないかと思います。  

(ワークシート)


《生徒の感想》
  「ライブドアや村上ファンドなどについて、新聞やニュースでよく見るので、株についてちょっと分かった気になっていたが、今日の講演を聴いて、それは単なるうわべだけの知識であって、真には理解していなかったということがよく分かった。 株式が誕生した東インド会社についての詳しい説明をしていただいたが、リスクをうまく分散するこの株式の考え方は、当時は画期的なアイデアだったに違いない。また、そのアイデアが、現代までほぼ同じ形で続いているのもすごい。
 たまにテレビで株で失敗した例などを放送しているときがあるが、僕が思うに、こつこつためるのは馬鹿らしいから株で大もうけしてやろうという考えで株式投資をすれば、自分が思っていた結果にはならない気がする。 逆に、少しくらい損をしてもいいから、その会社のため、また社会の活性化のために投資をしようという気持ちで株式投資をすれば、いい結果になるのではないかと思う」

  「この講義で最も心を動かされたことは、日本の初等教育における金融的講義の未進展だ。他の先進諸国と比べて、その差というものが決して少なくはないようで、 企業合併や買収、M&Aという言葉が日常会話に上ってきたのはつい最近のことであり、このままだと、何も知らない無知な日本人は諸外国の巧妙な策略によって、あっという間にその大部分の企業が外国人の手によって飲み込まれてしまうかもしれない。 そうならないためにも、各自が自らの関心をもとに、少しでも金融の知識を入れておく必要があるのではないか。 書店には必ず株式関連の本がひとつのコーナーを形成するようになっているし、あえて、そんな難しい本を読むよりか、毎日の新聞を読んで世の中の関わりにアンテナを動かしておくなど、できることはいくらでもある。」

  「株式というと、大人のギャンブルという、少し悪いイメージもあり、今後のことを推測していかなくてはならないので、とても難しいと思っていた。そして、最近は株式ブームで、テレビなどで株についての特集もやっていたりするけれど、あまり深いところまでは理解できていなかった。 しかし、今日の講演はとても分かりやすく、興味も湧き、大人になって、自立したら、小遣い稼ぎ程度に株をやってみたいと思うようになった。
 今の社会は、株式会社がほとんどである。だから、東京証券取引所がトラブルでストップしたとき、あれほどの大問題になったのかなど、今まで分からなかったことが分かり、株式というものがどれほど世界にとって大切であるかも理解することができた。」

  「全く知らなかった金融の仕組みに、多少の親近感が持てた。正直、金融という言葉には、距離も感じていたし、絶対に手を出したくない世界だと思っていた。今日の講演で、特に思ったのは、株式に関わる私たち自身が、その会社を多かれ少なかれ支えていくようになるということだ。 ライブドアの事件などで偏見があったように思う。私的には、投資した会社の株価の変動はもちろん、その企業の将来の業績に影響しうる出来事が起こるのに期待したいと思った。企業とは、ひとりひとりが作り上げていくもので、そのために株式があるのだと思った。 不安もあるけれど、少し関わってもみたいと思った。今日学んだことは、大人になって、社会に貢献する上で、大切なことだと思う。なかなか聞くことのできない貴重な話を聞けて本当に良かったと思う。」

  「今日初めて銀行の役割と、どうやって銀行が利益をあげているのかが分かったような気がした。吉田さんのお話は、とても分かりやすくて、具体例も、私たちのなじみのあることなどを例にしてくれて、興味がもて、とても聞きやすかった。
 株式への投資は、うまくいけば、すごく利益が得られるけれど、一度暴落したら、大きな損害を生じるということを考えると、私は株式にお金を投資したくない、と思った。株式に投資するよりも、もっと働いて確実にお金を得る方が私は好きだ。」

  「最近、ライブドアや村上ファンド、阪神電鉄など、新聞やテレビでよく話題にのぼっているのは知っていたが、はっきり言って、何でもめているのか、いまいち、ピンとこなかった。しかし、吉田さんの話を聞いて、株式の実態を知ることができた。 M&Aはよい制度だと思うし、来年から施行される、外国企業参入もおもしろいものがあると思う。合併することで、多少の人員削減、不満などあるかもしれないが、それがプラスとなった例もあるだろう。(少し違うが、ヘッドが外人である日産のゴーン社長など)ゆえに、来年からの株の動向が楽しみだ。」

 「新聞紙上を賑わす、M&Aや経営統合といった言葉の意味をあいまいに理解し、経済に関して、漠然としたイメージしか持っていなかった私にとって、今回の講演は、お金の働きを知ることができただけでなく、今後の日本の動向、そして、これからの日本経済を考える良い機会となった。
 景気回復の兆しが見えてきた日本であるが、株式投資における法律の抜け穴が多く、M&Aに対する対策も十分とは言えない。 株主が安心できる企業経営をするためには、これらの対策を取ると同時に、株主重視で、かつ、社会的責任も果たせるような経営をしなければならないと思った。すべての物事は経済と繋がっている、と言われている今日、経済を理解することは、今の日本を、世界を理解することに繋がるだろう。」
 
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