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高1SSP講演会(インドの文化と社会)
 7月21日(金)高1生を対象に、SSP主催による異文化理解のための講演会が実施されました。 講師は高知大大学院 黒潮圏海洋科学研究科2年ケシャムルティ・シャシャンク氏で、単に「他地域との比較による異文化理解」に留まらず、 「他人との共感やコミュニケーション」をテーマに、前半は講義・後半は質問形式の講演が行われました。 講義では、インドの文化や社会の様子を出身地ゴアを例にとって話され、その後、大学での研究テーマである珊瑚の生態について、 留学された経過や高知での研究内容を交えながら話され、現代社会が直面している地球規模の「環境」問題を身近なところから捉えられる契機となりました。 生徒からは、珊瑚の生態や日本の珊瑚産業に対する質問など、研究内容に関するもののほか、インドの交通網やカースト制度など産業や社会に関する質問、 あるいはインドのカレーと日本のカレーとの違いなど食文化に対する質問等が出ました。 こうした質問に対する回答の最後に、生徒達へのメッセージとして、環境問題について、珊瑚を例にとり、「我らの海」という身近な認識を持つことの大切さを訴えられました。

<生徒のワークシートより>
Q1:あなたは、これまでインドに対してどのような知識や印象を持っていましたか?
・インドにおける僕自身の知識はまずやっぱりカレーのことである。インドの人々の有名かつポピュラーな食事ともいわれ、何種類ものカレーがある。他にもナンというものをカレーにつけて食べる。 ほかに人口が多いということや、パソコンの技術の高さなども聞いたことがある。その中でも特にパソコンにおいては世界でもトップクラスだと思う。その理由のひとつに、小さい頃からの勉強が挙げられる。インドでは掛け算も20段まで覚えるそうである。 また日本とは違った独特な学習法もあるらしい。日本との貿易も盛んに行われていると思う。

・カースト制度による根強い末法思想がある。仏教の発祥地であるが宗教はヒンズー教。食事は右手のみで、左手は汚物をぬぐう時に使用する。豚は神聖な動物。ガンジーなどが主になり非暴力でイギリスから独立。世界4大文明のインダス文明がある。 多くの国民はB型。ヨガで有名。多くの言語がある。主食は米とナン。今、日本にあるカレーはイギリス海軍が好みの味に改良したもの。カレーはスパイスの総称。女性はサリーと呼ばれる一枚の布だけでできた服を着る。

・カレーの発祥地。ヒンズー教が多い。カースト制度がしかれている。お金の単位がルピ。ブッダの生まれたところ。ガンジーが無抵抗運動によって独立を勝ち取った。牛が神聖な生き物のため牛肉を食べない。

・カレーの国というイメージと仏教の生まれた国という印象があります。仏教が生まれたのはずっと前の話だから、歴史の古い国だと思います。マザー=テレサやガンジーなど、世界の平和、人々の平等に対して敏感な人たちが多いという印象も受けています。

・暑い気候で直射日光がきつい。女性の『サリー』と呼ばれる民族衣装。頭にターバンを巻いている。女性はおでこに、赤いものをつけている。食べ物は、右手で素手で食べる。人口が多い。IT企業が発達している。 貧富の差、身分の差(カースト制)が大きい。紀元前から、インダス流域に文明が栄えていた。宗教はヒンドゥー教。豚肉を食べることができない。ガンジス川で沐浴をしている。

・カレーのルーツ、ヒンディー語を連邦公用語とする、ヒンドゥー教が主な宗教、ジュートの世界生産第1位、茶の世界生産第1位、貧しい国というイメージがある。
Q2:事前学習 省略

Q3:今回の講演を聴いて、参考になったこと、興味を持ったことは何ですか?
・まず、インドの呼び方はBharath,Hindusthan,Indiaと色々あることを知りました。由来もさまざまです。日本もこんなにいろいろな風に呼ばれているのでしょうか。 また、インドには16言語、844の方言もあり、少しインドの中を行っただけで、全く何を話しているか分からないらしいです。 シャシャンクさんは日本語も入れると4カ国語も書けるのですごいと思いました。またインドはとても大きな国なので、美しい海、川、漁場、砂漠があるかと思えば、雪に覆われた山々もあるそうです。 海はココナッツなどのある、私たちがよく写真で見るような美しい海岸だそうです。
 環境の悪化のために珊瑚がどんどんなくなっているというのは知りませんでした。世界で一番珊瑚がきれいだったモルジブには、今では全く珊瑚がないそうです。ホテルや観光客が増え、ホテルから出されたもの、人がたくさん泳いだことが珊瑚のストレスとなってしまったそうです。 珊瑚はすごくきれいな海でないと生きていけないのです。シャシャンクさんが私たちに言った、「私の海と思って下さい。そうすれば大切にしていけます。」という言葉は本当に心に残りました。これからは、そう思って地球を大事にしていきたいです。

・インドには28の州と16個の言語があるということを初めて知った。国旗のグリーンがイスラム、白が平和、オレンジがヒンドゥーを表し、真ん中にある円は国民が前進しているという意味があることや、宗教もヒンドゥー教・イスラム教・キリスト教・シーク教・仏教があって、神様もたくさんいることや、 一日一日の神様や週替わりの神様もいることがわかった。 また、ヒンドゥー教の人はみんな牛肉を食べないと思っていたが、本当は階級の上の人だけが食べないのであって下の階級の人は食べているということを初めて知った。インドは暑い国だと思っていたが、雪に覆われている寒い所もあった。 ザビエルはインドのゴアで亡くなったが、今でも10年毎に遺骸が一般に公開されているというので、行って見たいと思った。 現在でも、カースト制度の名残がありインドでも問題は残っているのだと思った。サンゴは植物プランクトンが入っているのに動物と呼ばれるのは不思議だと感じた。サンゴと魚の共生関係もわかり、魚の取り過ぎや海水の水温上昇がサンゴに悪い影響を与えているので、環境を大切にしないといけないと改めて思った。

・講演の中にでてきたインドの建造物のハクマハルーに興味をもちました。どうやって砂漠の中に建てたのか、最初からピンク色をしている岩はどんな色なのか現物を見てみたいと思いました。インドの国旗で、緑色がイスラム、白色が平和、オレンジ色がヒンズーを表しているのは初めて知りました。 旗の模様は何か宗教に関するものだと思っていましたが、インド人が前を向き歩いて行くためのものということを知り少し驚きを感じました。

・インドは一つの国の中にたくさんの言語があることに驚きだった。少し移動しただけでその地域の人たちが何を話しているのか分からなくなるほどの言語が一つの国の中にたくさんあることは、日本との大きな違いだと思った。 日本は島国で日本人で日本語を話しているから、よその国の言語は一つ、二つぐらいが普通だと思っていたけれど、そうではなくて、イメージと実際は違うことも分かり、よかったと思う。

・今回、講演を聴いて、勘違いしていたところがいくつかあった。まず一つ目は、インドといえばカレーという食べ物が浮かんでくる。僕はインド全体が毎日ほとんどカレーばかり食べているのかと思っていたが、そのようにほぼ毎日カレーを食べるのは南インドだということが分かった。 インドはカレーだけでなく揚げ物も多くあると知って少し意外だった。また、魚は川魚を食べているということにも少し驚いた。日本でも川魚は食べるが、だいたい食卓に並ぶのは海の魚である。このような少しのことからも異文化を感じられた。
 二つ目に大きな勘違いをしていたことは、インド人が全て牛肉を食べないわけではないということだ。食べないのは牛乳を取るためであったりと決して宗教上の理由ではなかった。牛肉を食べない人は、ヒンドゥー教の内でも階級が高い人だそうだ。面白かったのは、数えられないほどの神様がいるということだ。 神様もとても大切にするイメージのあったインド人は、やはりその数多い神様の中から最も心引かれる神様を崇拝する神様に対しての熱い心が伝わった気がした。
 そして、最近はよくエネルギー問題について話されているが、サンゴも大変な状態に陥っていることを今日初めて知った。 高知にも残されている貴重なサンゴをなんとかして守らないといけないと強く感じた。 ・インドにはたくさんの言語があると聞いて驚いた。学校では三つの言語が使われており、みんな三つの言語を話すことができると聞いて考えられないと思った。インド舞踊は、もともとお寺から始まって、州によって異なる踊りだと聞き、すべての踊りを見てみたいと思った。 インドにはたくさんの神がいて、自分のひかれる神を拝むと聞き、日本でもたくさんの神がいるが、そんな発想はなかったので興味深かった。サンゴにもいろいろあると聞いて驚いた。四国にあるサンゴは世界でも珍しいものらしいので大切にしていきたい。

・珊瑚の話がとても興味深く感じた。ピンク、赤、緑といった様々な色をした、きれいな珊瑚達は、人間などのせいで段々消えてきているので、すごく悲しく感じた。海に住む生き物達にまで、環境問題が関わっていることを初めて知り、自分の中で大いに考えさせられた。 シャシャンクさんの「自分のものとして考える」「身近なとらえ方をする」という言葉に心を打たれ、一人一人が出来ることは少ないかもしれないけれど、身近な問題として自分に出来ることを精一杯やろうと思った。
Q4:諸外国との国際交流や友好関係の強化のために、あなたが今後、直接的あるいは間接的にできそうなこと、やってみたいことを述べて下さい。
・シャシャンクさんが言っていたように「私の海」「私の地球」と日頃から思って、環境を大事にしていきたいと思いました。こういう言葉は日本の中では聞いたことがないと思います。世界中にはいろいろな人がいて、その分いろいろな考え方があると思います。 だから、世界中の人の中には、私たちが今まで思いつかなかったようなアイディアや考えがたくさんあると思います。これは環境問題に直面した私達人間みんなにとって重要なことです。さて、私は何ができるでしょうか。 シャシャンクさんのように、もっと大人になったら、外国の人達に日本についてや日本の考え方を教えてあげることができるかもしれません。そこまで行かないとしたら、外国に住む人とメールや手紙のやりとりをするのもいいと思います。
 国際交流というのは、まずその国では一般的な文化や習慣をお互いが知り合うことから始まると思います。お互いが興味を持って知ることができる,今回のような講演をこれからたくさん聞くというのもひとつの手段だと思います。

・中国からの留学生との交流会に出席したり、国会の意見ボックスのようなものに思うことを投稿したりしてみるのもよい。一番身近なのはそういう機会を利用することだ。 特に最近は北朝鮮問題などもあるから、国会の意見ボックスなどに投稿することで少しは前進につながると思うし、やる気があるなら政治家を目指してみるのもいいという気もした。 他にも地球規模で広がっている環境問題の解決に取り組んでいくのも、外国との交流を深めることができる上、環境破壊を止めるための一つの手段となって一石二鳥だから、まずはきっかけを見つけることが大切だ。 何よりも協力することが大事だし、そのためのきっかけを見つけ、国際関係の輪を広げて、日本とアメリカというように二つの国だけで仲良しという状態に止まらないようにしていくべきだ。

・まずは、相手の国の文化を十分に理解しておくことが大切です。そのためには、海外留学をして実際にその国で生活をしてみることが一番効果的だと思います。その他にも本やインターネットなどで情報を得ることもできます。
 僕は、昔からヨーロッパにとても興味があって、特にイタリアやフランス、ドイツなんかは大好きです。小学生の頃はよく本で、ヨーロッパの文化を調べていました。もし、そのような国々に行けるような機会があれば、ぜひ行ってみたいと思います。

・今日のインドでもヨガを行っていると聞き、日本との共通している特徴があることが分かったので、そのような日本でも体験できるものを通じて、インドのことを知っていければと思いました。 シャシャンクさんが今、勉強している「サンゴ」の話では水温の上昇や、大量に採集する人たち、上流から流れる泥などによって、サンゴは死んでいっていると言います。サンゴに癒しや感動を求める人間は同時にサンゴを含む自然を破壊している者でもあることを改めて思い知らされた気がします。 だから、これを機に、環境問題にもっと関心をもって、見ていないときはテレビを消す、クーラーの温度を下げ過ぎないなど自分でできる具体的なことを見つけ、実行していきたいと思います。

・今回のような講演の場でしっかり異文化について理解すること、また国際交流する上で必要となってくる英語などの外国語の勉強も必要だと思う。最近、高知でも多くの外国人を見かけるようになった。町などで会った時などちょっとした挨拶をすることもとても大切だと思う。 困っていたらできる限りの助けをしてあげる。このようなちょっとしたことからやっていきたいと思うし、ニュースなどを見て、日本以外の国で今どのようなことが起こっているのかなど、日本以外の国に目を向けて、また興味を持つことから始めていきたい。

・私は、日本だけでなく、外国の国々にとても興味があって、将来海外で働いたりすることはできないかもしれないけど、どんどん海外に行って日本とは違う文化に生でふれたいと思っています。そこで、私が考える今後私たちが国際交流のために直接的に出来ることは、「青年海外協力隊」。 これに入って実際に海外で活動するにはとても覚悟がいるし大変だと思います。だけど、テレビなどで、発展途上国の開発のために働いている人を見て、この仕事はとてもやりがいがある仕事はとてもやりがいがある仕事だし、これから私はもっと「青年海外協力隊」について調べていきたいと思います。

・私は中3の時に留学を経験して、たくさんの国際交流ができ、言葉が通じなくても、通じる何かがあることが分かり、もっともっと、英語が話せる話せないに関係なしに留学すべきだと思った。 海外旅行に行くのは、なかなか大変なことだと思うので、テレビ電話とか、メール、文通をたくさんして、情報を交換しあったりするといいと思う。
 
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