| 中学SSP講演会「国際平和と人権」(T部) |
8月28日(金)に、中学全生徒を対象として、「戦場から女優へ」を演題に、バラエティー番組やテレビドラマ等で活躍している女優のサヘル・ローズさんをお迎えして講演会を行いました。
はじめにサヘルさんから自己紹介があり、現在活動中の番組やタレントの話では生徒たちの知っている名前が出るたびに歓声が揚がり、和やかな雰囲気で進められました。
本題に入る前にサヘルさんは生徒に次のように質問されました。
「皆さんはお父さんとお母さんのことを大好きですか?大好きですか?」そして、それに続いて「皆さんは夢とか目標とかこれから探っていくと思うのですけど、私の体験談をお話させてもらって、
それを聞いて、ああ、こんな生き方もあるのかなと、今まで忘れていたことを気づいてもらえば嬉しいなと思っています。」と言葉を投げかけてくださいました。
次に、「イラン・イラク戦争で私の住んでいた町が空爆で壊滅して、4歳だった私を残して家族のすべてを失いました。」と、ご自身の生い立ちに触れ、その後、孤児院で育ち、
救ってくれた女子大生の養女になったこと、1993年に養母と来日、高校から大学へと進学して、ラジオ局でのアルバイトをしたことなど、現在までのご自身の体験談を単なる苦労話ではなく、
生きることの喜びを、生徒たちにも分かりやすくお話していただきました。
生徒からの質問の中で、「尊敬する人は誰ですか?」に対して、即座に、「お母さんです。私はお母さんの生き方を尊敬しています。
いつかお母さんのように孤児を引き取り、そして孤児院を建てることが目標です。」と答えられました。
生徒たちに生きることの喜び、尊さを教えていただいた講演会でした。 |
| 生徒の感想より |
最初見た時、笑顔がきれいな人だなと思いました。でも、その笑顔の裏には、家族を亡くした悲しみや、孤児院から仲間をおいて自分だけ助け出された罪悪感など、
様々な苦労があることを知り、サヘルさんは、とても心が強い人だと思いました。辛いことがたくさんあるであろう芸能界で、楽しく生きている人は、そんなにいないと思います。
自分はまだサヘルさんのような、人に話すことのできるような人生は送っていないけど、これから意味のある人生を送りたいと思いました。
(中2男子)
「人を大切にする」ことは、大切なことなんだなぁと思いました。自分が幸せになることばかり考えずに、人の幸せも考える人って、すごくいい人だと思います。
「初めて会った人を、100点満点にするんじゃなくて、0点にする」というのは、確かにそうだなぁと思いました。
その人の、プラスの所をどんどん見つけられる人も、いい人だと思います。あと「腐っているリンゴと新鮮なリンゴがあれば…」という話も、感動しました。
「人を思いやる気持ち」って大切なんだなぁと改めて感じました。
(中2女子)
やはり、最も重要だと思ったことは、「今あるものがいつまでも当たり前の様にあるとは限らない」という言葉です。
このことはもちろん物に限らず、母親などの家族を示していることもあります。人は、失って初めてそれの大切さ、かけがえのなさを知ることが多いです。
そんなことにならないためにも、今回のサヘルさんから頂いた言葉を忘れることなく生きていこうと思いました。(中3男子) |
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