| 中学3年生SSP活動ワンデーリサーチ |
中学3年生は、SSP活動の一環として「ドリームプロジェクト09」と名付けた職業研究に取り組んできましたが、
その集大成として3月11日に生徒の興味・関心の高い職種に分かれて職場訪問をさせていただきました。
訪問先は、技研製作所、高知県庁、衛生研究所、高知地方裁判所、RKC高知放送、南警察署、高知新聞社、ニッポン高度紙工業KK、高知医療センターの9カ所で、
日常的に行われている業務内容を中心にわかりやすく説明をしていただいたり、施設の見学をさせていただきました。
生徒達は興味深い表情でメモを取ったり、話に聞き入るなど、自分の将来について考える貴重な体験となりました。 |
| 高知医療センター |
インフォメーションを抜けると、高い窓から陽光の差し込む広い研修室に案内されました。
まず最初にその成り立ちや設備等の説明があり、それから生徒たちは2班に分かれ、病院内を見学しました。
屋上のヘリポートや、病室、図書室などを回る途中、病院の窓からは、周辺に建つ職員宿舎や保育所、マグドナルドハウス(18歳未満の入院患者さんの家族用宿泊施設)も眺めることができました。
医療センターは災害時には拠点病院となるということで、広い廊下の壁が次々にスライドして動き奥からガスアウトレット(緊急時には酸素が送られてくる設備)が現れるのを見ると、
いつ起きるとも知れない南海大地震にも対応している頼もしい大病院であることを生徒達は肌で感じ取ったように思いました。
職場見学を通じて、医療センターは県下の医療をリードし、県民にとって「最後の砦」としての医療機関の大きな役割を背負っているばかりでなく、
患者さんへのサポート体制の行き届いた素晴らしい病院であることを改めて実感しました。
【感想】
・高知の最先端医療の場はとても清潔で、「患者さんが主人公」という高知にとって必要不可欠のところでした。
災害時・緊急時に備えて設備が整っており、興味深かったです。病院内は広く、さらに散髪屋、コンビニ、ドトールコーヒー、図書室まであったのにはびっくりしました。
勤めているスタッフや先生の方々の数は多く、患者さんも含めると、院長先生が、「この病院だけで村一つぐらいです。」とおっしゃっていたのでかなりの数だと思いました。
・平日なのに人がひっきりなしに来ていて、すごく忙しいんだなと思いました。そんな中、私たちを案内をしてくださり本当にありがとうございました。
病院内は設備が整っていて、個室もすごく綺麗でした。患者さんからの苦情のアンケートを大事にしている姿勢が病院の向上につながっているんだと思いました。
・予想していた以上に広く、綺麗な所でした。災害時に対応できるように、廊下を広くしたり、壁にも酸素を送る装置が設置されていたりしてとても驚かされました。
病室もハイテクで、一番高い部屋はホテルみたいですごかったです。センターで学んだことを将来生かすことができたらいいなと思いました。
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| ニッポン高度紙工業株式会社 |
コンデンサ用セパレータの供給実績で国内95%、海外70%のシェアを誇るトップメーカが私達の地元にあるという驚きと感激を胸に、工場見学をさせていただきました。
土佐手すき和紙をルーツに持つセパレータ。コンデンサという電子機器に欠かせない部品の中に使われている、その紙の特殊性を初めて理解するとともに、
厚さ15〜130ミクロンと非常に薄い紙を製造する過程と機械を目にする非常に貴重な機会となりました。
質疑応答には、塾高の卒業生である大先輩が参加してくださり、「勉強以外にも、友達との関係を築く時間を大切に」というメッセージもいただきました。
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| 高知地方裁判所 |
高知城のお膝元にある高知地方裁判所へ25名の生徒たちとともに行ってきました。建物内にはいると独特の緊張感が走り、一人一人が身が引き締まった様子でした。
まず、裁判の仕組みや進行などをおりまぜたDVDの鑑賞をし、そのあと大法廷の閲覧・法服の試着、模擬裁判をさせてもらいました。
DVDにより、裁判の基本的な事項や世界の裁判の違いを知った上で、実際に台本をもとに裁判官・裁判員・書記官・被告人・弁護人・検察官・証人など配役をし、
模擬裁判をすることで、裁判が身近なものとなり、人生をも左右する大切な仕事であることを実感しました。
また、最後に刑事部裁判官の方より国民主権や基本的人権の尊重などを根底に、強いリーダーシップを発揮して、日々事件と向き合っていることをお話しいただきました。
また、世の中の価値観が多様化することへの対策として、国民の意見を繁栄させるという裁判員制度の導入の話や実際の裁判のようすなども知ることができました。
分かりやすく説明していただき、貴重な時間、体験をすることができました。
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| 高知南警察署 |
参加者13名は警察の仕事について南署広報担当の黒川さんの案内で、ワンデーリサーチを体験してきました。
まず、はじめに広報ビデオを視聴したあと、二人のパトカー移動警ら隊の隊員の方から直接業務のお話をしていただきました。
隊員の方が携帯している装備、警察手錠、無線機、手錠、拳銃等の説明では生徒たちは本物の迫力に圧倒されながらも好奇心一杯の眼差しで聞き入っていました。
実物の制服、帽子を生徒たちは代わる代わる身につけ写真を撮らせていただきました。
現場での仕事をわかりやすくお話していただき、生徒たちは警察の仕事についての認識を新たにし、多くのことを学ぶことが出来ました。
後半は場所を移動し、南署の車庫でパトカー、白バイの体験見学をさせていただきました。
日ごろ、まず接することがないであろうパトカーに乗り込んで各装備の説明を聞いたり、白バイに乗せてもらったりとすっかり楽しんで見学させていただきました。
最後に各隊員の方の緊急時の体験談やお仕事でご苦労された事、また、嬉しかったことのお話で生徒たちは心一杯にして南署を後にしました。
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| RKC高知放送 |
まず初めに、実際にアナウンサーをされている方から仕事の内容について話を伺いました。
アナウンサーの仕事というと華やかなイメージが強いですが、テレビに映る仕事は実際の仕事の2割程度で、
普段は番組を放送するための準備や取材に時間を費やされているということを聞き皆驚いていました。
その後『こうちeye』で使用されているスタジオを訪ね、カメラの前に立たせていただきました。
ちょうど、ラジオの生放送中であったため、急遽女子生徒2名が放送にも参加させていただきました。いきなりの出演でしたがしっかりと話が出来たようでした。
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| 高知新聞社 |
まず最初に、NIE推進室長から新聞の編集工程や記事を書く基本についてお話いただきました。
「タテ見出しよりヨコ見出しのほうがニュース価値が高いこと」「人物紹介の欄を書くのは骨が折れること」など実際の紙面を用いての講話に、生徒も真剣にメモを取っていました。
また、今後の社会生活においてメディアとどう関わるべきかについても言及され、
「メディアの情報を鵜呑みにせず情報の価値をきちんと捉えて主体的に関わることが重要である」ということを学びました。
後半は社内見学。編集部では夕刊紙面の写真割付や色彩調整の作業を見せていただき、「新聞の向こう側には多くの人が関わっている」ことを実感できたようでした。
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| 高知県庁 |
防災作戦室にて、南海地震対策について担当の方から、また高知県の経済振興への取り組みについて産業振興部の副部長さんからそれぞれ説明を受けました。
生徒たちは県の仕事についてあまり知らなかったので、様々な分野の仕事をしている職員の方がおいでて、それぞれの方が県民の生活にかかわる仕事をしていること、
また職員の方々が仕事に誇りを持ち、責任を持って仕事を遂行されていることを知り、とても有意義な時間を過ごし、実りのある訪問でした。
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| 高知県衛生研究所 |
衛生研究所を訪問したのは生徒22名でした。
見学に先立って、井上所長から歓迎の挨拶をいただいたあと、研究所の概要についてご説明をしていただきました。
その後、生徒たちは4班に分かれて研究所内を見学しました。見学した施設は、以下の通りでした。
・実体顕微鏡、ノロウィルス・インフルエンザウィルスの検査、細菌検査
・電子顕微鏡 ウィルス観察、バイオハザード研究室
・放射能調査
・野菜の残留農薬検査
放射能調査で調査するところは、「TVのニュースみたい」と感じた生徒もおりました。
また、普段は目にすることのできない電子顕微鏡で、新型インフルエンザウィルスの観察などのたくさんの貴重な体験をさせていただきました。
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| 技研製作所 |
技研製作所では、まずサイレントパイラー(基礎工事で杭を打ち込む際、騒音や振動を全く出さない重機)等、世界に誇る技術の説明を受けました。
高知の企業が世界各地で活躍していることを知り、驚いた生徒も多かったようです。また、施工に当たっては安全性や迅速な作業だけでなく、
建築物の文化性も追及するという方針に、企業と社会の関わり方について考えさせられました。
施設内の見学では、工事用の重機等について詳しい説明をいただきました。
特に、地下駐車場の見学では、あっという間に自動車が格納される様子に生徒たちは思わず喚声をあげていました。
中学生にとってはあまりなじみのない業界ですが、今回の研修によって、職業についての考え方に新しい見方ができたのではないかと思います。
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