2016.01.15
高校2年生 シンガポール国際研修プログラム


 2015年12月21日~25日に高校2年生(生徒8人)が,シンガポール国際研修プログラムを実施しました。

 12月21日の夕方に高知龍馬空港から伊丹空港を経由して,関西国際空港よりシンガポールへ向かいました。22日の現地時間の5:10にシンガポールに到着後,最初の見学地であるシンガポール動物園へ向かいました。動物園ではゾウの水浴びのショーをはじめ,間近でいろいろな動物を見ることができるので,生徒たちもいろいろな動物を見るために園内を歩き回っていました。

 次に旧フォード工場戦争記念館でシンガポールの歴史について学習し,シンガポールの歴史の中での日本との関係を見聞し,今の平和がどれだけ尊いものかを痛感しました。

 午後からは現地の大学生と一緒にシンガポール市内を散策するB&Sプログラムを行いました。生徒たちは,クリスマスイルミネーションで華やかなシンガポールのショッピング街であるオーチャードを出発し,インド人街やアラブ人街などで多民族国家であるシンガポールを実感したり,夕食でシンガポールの料理を堪能しました。その後,セントーサ島にあるハードロックホテルに到着し,長い1日が終わりました。

 
 

 12月23日は,朝からシンガポールのシンボルがいるマーライオン公園へ行き,思い思いのポーズでマーライオンと写真を撮りました。

 その後,最初の研修でオフィス街の日系企業が多く入る高層ビルの中にある森・濱田松本法律事務所シンガポールオフィスを訪問し,高知県出身の小松岳志弁護士から3つのテーマ「20年後の未来をイメージして準備する」,「自分の仕事で一流になる」,「人生のチャンスにおいては果敢に決断して挑戦する」について,小松先生の高校・大学時代の経験を踏まえながらお話をしていただきました。日本とシンガポール間を移動することは,アメリカ国内を移動するのと同じ感覚だというお話があり,海外に対する我々の感覚の違いを強く感じました。生徒も「色々ある弁護士の中でどうして企業を支援する弁護士になろうと思ったのか」,「どうしてシンガポールへ進出しようと思ったのか」など積極的に質問していました。

 次に,A*STAR(科学技術研究庁)を訪問し,高知県出身で世界のトップレベルの研究者として活躍されている井上雅文先生から研究内容の説明や,科学技術に関する国の方針,グローバル社会の中のシンガポールの現状についてお話がありました。また,生徒たちに今やっているすべての勉強は社会で活躍していくスキルを身に付けるためにやっている,現状に満足することなくワンランク上を目指して勉強に励んで欲しいとメッセージをいただきました。その後デング熱研究で世界トップのDr.Chuaが,環境衛生研究所を案内してくれました。バイオポリス内のオープンカフェで昼食後,フュージョンポリスの屋上に移動し,シンガポールの国を一望し,国の狭さを実感しました。

 最後に,バードパークを訪問し、獣医師の奥村ちはる先生から獣医のお仕事についてお話をお聞きしました。獣医の仕事は動物の治療をするというイメージがあるかも知りませんが,動物園などでは病気などを予防することが中心になることや,ズーノシス(動物から人間に感染する疾患)を予防するために,バードパークでは鳥類に鳥インフルエンザのワクチンを接種していることなど,生徒たちは貴重なお話に聞き入っていました。その後,オオハシやインコ,ペリカンなどのショーや,ハヤブサやタカなどが観客の間近を飛び回る猛禽類のショーを見て楽しみました。

 夕食後,植物と近未来の建造物を融合させた巨大テーマパークであるカーデン・バイ・ザ・ベイでOCBCスカイウェイという高さ50メートルの空中散策路を楽しみました。ここからはガーデン全体を見渡すことができ,スーパーツリーやあの有名なマリーナ・ベイ・サンズのきれいな夜景などを堪能しました。また,クリスマスの特別ライトアップも見学でき,常夏のクリスマスを経験し,いい思い出になりました。

 
 
 
                                                                                         
 最終日の12月24日は,朝に急なスコールに見舞われましたが,ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)などセントーサ島を満喫しました。この日は参加生徒の誕生日でもあったので,夕食時にみんなでハッピーバースデーを歌って,誕生日のお祝いをしました。その後,チャンギ国際空港から深夜1:25発の飛行機でシンガポールをあとにして日本へ向けて出発し,関西国際空港を経由して高知へ帰ってきました。

 

 今回の研修では,小松先生,井上先生,奥村先生,高知県シンガポール事務所の遠藤様をはじめ多くの方々のご協力のお陰で成功することができました。心より感謝申し上げます。

 今回の講演でどの先生も共通して,「英語は国際社会の中での必須条件です。話せるだけでなく,プラスして専門性と幅広い教養が必要です。」と言われました。今回参加した生徒たちもこの研修を通じて,それが実感できたかと思います。この研修で得た経験を生かして,これからの高校生活をより充実したものにしてくれることと思います。