2016.02.25
中学2年生サイエンスセミナー


 2月16日(火)、中大連携講座の一環として、中学2年生を対象にサイエンスセミナーを開催しました。高知工科大学環境理工学群から杉本隆一教授をお招きし、『「科学を知ろう」プラスチックとエレクトロニクス―プラスチックは電気を通す?通さない?―』というテーマで講演をしていただきました。

 生徒たちは、事前学習を2時間実施しました。事前学習では、身の回りにあるプラスチックについての性質や用途などを調べ、今後使っていく上での課題や新しいプラスチックの開発に対する展望などを話し合いました。また、「氷の色は何色?」「にんじんはなぜオレンジ色に見える?」など杉本先生からいただいた課題について考え、ワークシートにまとめて、杉本先生に見ていただきました。
 
 講演の最初に、先生が「炭素は1個では気体、10個では液体、100個以上では固体になります。ビニール袋は10000個以上炭素がつながってできています。」という説明を、生徒たちに質問しながら分かりやすく説明していただき、生徒たちも、大変興味深く聞き入っていました。また、水を素早く吸収する素材や色が変わる素材などさまざまなプラスチックの性質を知る実験では、生徒たちも目を輝かせていました。
 
 生徒からの、「金色や銀色は何色を吸収して見えているんですか?」「現在つくるのが不可能な性質のプラスチックはありますか?」「炭素は1個のときと100個のときでは体積が変わらないんですか?」などの質問に対しても、先生は分かりやすく丁寧に説明され、最後に、「同じものでも見方を変えればいろいろなことが分かってくる」とのメッセージをくださいました。中学2年生一人一人が刺激を受け、ものごとの見方・考え方を育てる大変有意義な講演となりました。