2014.04.30
中大連携講座「第1回 ワンデーサイエンスセミナー2012」開催


 11月28日(水)、SSP中大連携講座の一環として、中学3年生を対象とした「ワンデーサイエンスセミナー2012」を開催しました。科学の第一線で 活躍されている5人の先生方を高知工科大学からお招きし、応用物理学から数学、生物学、薬学、脳科学にわたる幅広い分野をテーマとした講義が行われまし た。 1時間という短い時間ではありましたが、生徒たちは、科学技術の最先端の知見に触れ、科学のオモシロさや醍醐味を感じながら、科学や社会との関わりについ て知ることができたと思います。 この講座を通して理科への興味関心を深め、将来の進路を考える一助となるよう期待しています。

①システム工学群 八田 章光 教授 「天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンド」
<生徒の感想>
 実験がとても印象に残りました。ダイヤモンドの熱伝導性が優れているということは事前学習
でも知っていましたが、手の熱でもすぐに伝わって氷が溶けてしまうとは思わなかっです。
サクッと切れるのではなく、ゆっくり熱が伝わっている感じで、切れていく感触がとても面白かったです。ダイヤモンドは地下150~200kmで生成されていることに地球の神秘を感じました。

②環境理工学群 杉本 隆一 教授 「植物から作るプラスチックの話」
<生徒の感想>
 植物でどうやってプラスチックを作るのだろうと考えていましたが、このセミナーで学び、製造過程からその全てを知ることができました。また、石油で作られる製品は植物でほぼ100%代用できるということが分かり驚きました。 自然の強さを改めて知ることができました。この技術をさらに改良すれば化石燃料に頼らずにクリーンな生活を送れるようになるのではないでしょうか。そうなるには時間はかかるでしょうが、ぜひ実現してほしいと思います。

③情報学群 繁桝 博昭 准教授「視覚と脳の不思議体験」
<生徒の感想>
 錯視が目ではなく脳の処理を経ていること、しかもそれが正常だということに驚きました。言葉だけでは理解が難しく、分からないことを映像や体験によって知ることで楽しく学ぶことができました。 一番すごいなと思ったのは、滝の錯視です。流れている滝の水を、見続けて静止したときどうなるかという実験でした。私は流れ続けるように見えるのかなと予想しましたが、それに反して、登っているように見えたので思わず声を上げてしまいました。 錯視については、「何でだろう?」と思うことが多く、その一つ一つを詳しく説明してくださって、とても分かりやすかったです。いろいろな場面で起こる錯視について調べてみたいと思います。

④共通教育教室 井上 昌昭 教授 「多面体の数理」
<生徒の感想>
 とても分かりやすかったです。一番の理由は、やはり先生が合間に実際に立体を見せてくれながら教えてくれることだと思います。普段の授業では、さらっと聞き流していたオイラーの多面体定理も、先生の説明で理解できました。 今まで定理を機械的に覚えていて、なぜそうなるかを知りませんでしたが、今回この講義を受けてなぜそうなるのかを知ることができました。また、一つの定理の証明ができたとき達成感が味わえたのも良かったと思います。
 
⑤地域連携機構 補完薬用資源研究室 渡邊 高志 教授 「南太平洋諸島嶼国に秘薬を求めて」
<生徒の感想>
 高知県には、思っていたよりもはるかに多くの植物の種類があることが分かりました。普段、何気なく見ているヤナギが薬効のある植物で、薬として使用されていることを知りませんでした。薬になる植物が身近にあることを知って驚きました。 また、植物からエイズに効く薬や抗がん剤が作られていることも知り、薬効にもいろんなものがあることが分かりました。すり傷にアロエを使っていたことがあったので何となく知っていましたが、植物は人にとって必要なものであることを改めて感じました。