2014.04.30
中学3年生SSP活動 ワンデーリサーチ


 3月12日(月)、中学3年生を対象にワンデーリサーチ(職場見学)を実施しました。これまで「職業を知る」ことを年間目標にして、さまざまな取り組みをしてきましたが、 今回のワンデーリサーチによってさまざまな仕事の現場を目の当たりにすることで、将来の自分をもっと具体的に考える機会になったと思います。 こうした経験を通じて、更に専門的な知識への興味関心を深め、学ぶ意欲を育ててもらいたいと思います。

【日本高度紙工業 株式会社】
 アルミ電解コンデンサ用セパレーターのトップメーカーとして、日本国内だけでなく、世界で60%の市場シェアを占める会社ですが、土佐和紙の技術も生かされているそうです。 工場見学では、ヘルメットとイヤホンを装着して工場内に入り、原材料を加工するマシンの前で係員から説明を受けました。 生徒たちは巨大なマシンを目の当たりにして、加工技術の高さを実感したようでした。
(北川 英里)

【高知地方裁判所】
 法廷見学では、裁判長をなさっている方から、裁判員制度や生徒の質問についてお話を伺うことができました。 生徒たちは真剣に聞き入り、人が人を裁くことの難しさや、人間が生きていく上で、裁判の必要性を理解することができました。 その後、裁判所内を隅々まで見学させていただき、体感、実感できたワンデーリサーチでした。(西村 保久)

【高知県庁】
 「防災作戦室」(県庁3階)という部屋に案内していただき、まず、計画推進課の方より産業振興計画について説明をしていただきました。 人口減少や高齢化の進行などによって衰退している高知県の経済を、「食」「自然と歴史」「人」といった高知県が全国に誇れるものを生かして元気にしていこうと、県がさまざまな施策を展開していることを学びました。
 次に、南海地震対策課の方より、今後高い確率で起こると予想されている南海地震に対しての備えや、現在、県が尽力している対策などについて説明していただきました。 前日の11日は、ちょうど東日本大地震発生から1年にあたり、各地で追悼行事が行われました。 生徒たちも、より切実な問題として受け止め、熱心に耳を傾けていました。(池 由佳)

【株式会社 トミナガ】
 鋳物製品について、ビデオ上映と工場の見学を通して説明をしていただきました。「鋳物製品」が、マンホールや携帯電話の型など身近なものに使われていることを知り、生徒は驚いた様子でした。 鋳物は製造環境や季節などにより不具合が生じたりするため、まるで生き物を育てるような繊細さが必要とのことです。 また高い技術力も必要で、会社には日本でただ一人の鋳物マイスターの方がいらっしゃり、その方を中心に、たくさんの方々へ技術の伝承を行っているそうです。 1つの製品を造るためにたくさんの方の力があるということを知り、「ものづくり」の仕事に興味を持てた生徒も多かったようでした。(小松 のどか)


生徒感想文
株式会社トミナガ
 鋳物といっても、どのようなものか想像がつかなかったけど、話を聞いてみると自分たちの身近にあるマンホールや携帯電話の型、車や船の部品、大仏などいろいろな所に鋳物が使われていると知って、びっくりしすごいと思いました。 他にも、鋳物は腐りにくいことや鉄は砂に浸み込まないなどいろいろな知識を教えてもらってよかったです。鋳物は日々作っていても、季節や人の手によって不具合などが生じたりすると聞いて、大変な仕事だということが分かりました。

株式会社太陽
 私は、今日株式会社太陽に行って学んだことがたくさんありました。全国に7つしかなく、その本社が高知にあることや、その内の40%を高知で造っていることに驚きました。 まず高知にこんなすごい会社があること自体知りませんでした。説明の中で、爪の種類だけで2000種類あると言っていました。さまざまな種類に合わせて多くの種類が必要だと思いました。 実際に工場に入って見学してみると、機械の音がすごく大きかったです。  急激に温めて1000度ぐらいにしたものを急激に冷ますことで形を曲がらせたりすることなど細かく説明してくれました。 爪のことは何も知らなかったけど、たくさん学ぶことができました。私が通っていたプールのろ過装置もここで造られたものであると知れて良かったです。今日の経験を忘れず、自分の夢に向かって頑張ろうと思います。

株式会社高知放送
 1つの番組を放送するのにアナウンサーはもちろん、カメラマン、技術さんなど何人もの人がかかわっていることが分かりました。 天気予報やニュースを出す部屋はまるで学校の放送室のように意外と狭かったので驚きました。普段できない体験がいろいろできたので楽しかったです。

高知県環境研究センター
 最初のイメージはもっと簡単なものかと思ったけど、思ったより専門的な研究をしていました。水中の酸素を取り除く作業や水中の虫が生息している種類と数によって水のきれい差が分かる実験が面白かったです。 施設の中は思ったよりすごく、ドラマなどで見たものであったので感動した。最後に水中の虫を調べるために必要な道具を貸出してくれるので、機会があったらまた行ってみたいです。