2013年3月30日に福島県南相馬市雲雀が原において第2回東日本大震災復興イベント「HAPPY DREAM IN HIBARIGAHARA」が開催されました。
このイベントは、被災した人々にアートを通した心の復興支援を2年前から続けている「ARTS for HOPE」という非営利団体が主催しました。この団体の高橋雅子代表が、その一環として「HAPPY FLOWER PROJECT」を企画しました。これは被災地の復興を心から願っている人々に手作りの花を作ってもらい、野馬追いで有名な雲雀ヶ原の草原を、それらの花でいっぱいに埋め、南相馬の人々、特に被災した子供たちに笑顔を、そして生きる元気を与えていこうというプロジェクトです。
土佐塾中高校の美術科はこの呼びかけに賛同し、3学期最後の美術授業で中3学年、高1学年の約260人の生徒が、和紙、不織布を使って、色とりどりの手作りの花600個あまりを作りました。生徒たちには、花を作る前、南相馬の現状、特に同じ年代の、同じ日本人の子供たちが厳しい状況下で生活していることを伝えました。そのことを踏まえて、生徒たちは、思い思いに自分たちの手で優しい心のこもった花を作っていきました。作業風景を身近に見ていると、彼らは傷ついた人たちに優しい心と手をさしのべる行動が重要であることをしっかり学んだと感じました。
私は土佐塾中高校の生徒たちにこういったすばらしい経験ができる機会を与えて頂いた「ARTS for HOPE」の皆様に大きな感謝の気持ちで一杯です。
「HAPPY DREAM IN HIBARIGAHARA」のプロジェクトは福島のテレビ、ラジオ、新聞でも大きく報道され、また全国版の「sesami」という雑誌にも取り上げられています。
「HAPPY FLOWER PROJECT」実行委員会からは、何千という花が全国各地(九州から東北)から届き、雲雀ヶ原一面お花畑に変身し、南相馬の老若男女に笑顔一杯の幸せをもたらすことができたと、メッセージがありました。

イベントが終了した後、「ARTS for HOPE」代表の高橋様から1通のメールが届き、次のメッセージが寄せられたことをお知らせします。

土佐塾中学・高等学校の皆様

拝啓
春暖の候、皆さまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
先日は福島県南相馬市で開催された「Happy Flower Project」へお花のご提供を頂きまして誠にありがとうございました。当日は天候にも恵まれ、貴校の皆さまに制作いただいた色とりどりのお花は会場を華やかに彩り、南相馬市に一足早い春の訪れを運んでくださいました。 来場された地元の方々にも大好評で、皆さん嬉しそうに眺めていらしたのが印象的です。
改めて皆さまの温かなご協力に心より御礼申し上げます。
つきましては、制作頂いたお花の展示写真を同封させて頂きますので、記念にお楽しみ頂ければ幸いと存じます。

ARTS for HOPEは今後も岩手、宮城、福島を中心に、被災地の皆さまの心に寄り添う活動を、継続的にお届けして参りますので、今後とも活動をお見守り頂ければ幸いに存じます。
季節の変わり目ですので、どうぞお体ご自愛くださいませ。

2013年4月11日
ARTS for HOPE(アーツ・フォー・ホープ)
代表 高橋雅子

追伸 : 皆さまの温かいお気持ちに感謝いたします。たくさんの個性的なお花が会場で輝いていました!!!

(美術科;西 悟)