急速な国際化が進む中で、日本の伝統文化や先端技術に触れ、あらためて自国への理解を深めようと、11月7日(木)~9日(土)の日程で、中学2年生は関西方面への宿泊研修を実施しました。
 初日は、大阪・神戸・京都においてグループ別企業研修を行い、最先端技術などさまざまな知識と経験を得ることができました。その日の宿舎は、比叡山延暦寺会館で、 精進料理をいただく際の無音での食事作法を教えていただいたり、翌朝の国宝の根本中堂での座禅体験など心が洗われるような体験をさせていただきました。
 2日目は、清水寺を見学した後、タクシー研修を行いました。各班が、事前に計画していた見学先をそれぞれ巡り、非常に有意義な研修となったようでした。宿舎では、元Google日本法人代表取締役の村上憲郎氏よりご講演いただきました。 「英語力がこれからのグローバル社会では最重要となる」「英語を学ぶのではなく、英語で学ばなければならない」「毎日、40分間英語のCDを聴きながら、発声すること」など、今後の学習への意識が大きく変化するような貴重なご講演となりました。
 3日目は、金閣寺を見学した後、グループ別で伝統工芸体験を行いました。京都の伝統技術に触れ、自分の作品を作り上げていくことは、宿泊研修のよい思い出になったようでした。
 集団行動の中で、全員が時間をしっかりと意識し、スムーズに活動することができました。今回の研修で経験し学んだことを、今後の自身の成長につなげていってほしいと願っています。

〔生徒の感想〕
 高知駅に集合しているとき、3日間ちゃんと過ごせるのかとても心配でした。でもやるからにはやろうと決めて全てに全力を掛けて行けたと思っています。 失礼のないように礼儀正しく過ごす、大声を出さないように過ごすなど意外と難しく日頃の行動を見直すような3日間でした。
 宿泊研修で学んだのは「礼儀」「協力」「素早い行動」「生命の大切さ」など、これからの社会に必要な事だと、今振り返ると分かり、 しっかりとできていたのかどうかを考え直すと、まだまだ足りない部分があるので、この3日間の経験を忘れないようにしたいと思います。(女子)


 村上さんの講演では日本にいるのになぜ英語を勉強するのかがわかった。英語を勉強するのではなく、英語で勉強するというところに衝撃を受けた。(男子)


 宿泊研修に行く前は緊張しましたが、行ってみると全体的にルールを守っての行動をしていたので注意されることも少なく、楽しく充実した宿泊研修になりました。 これは、研修先の方々のおかげであったり、保護者や旅行会社の方のおかげですが、何よりもルールを守るから楽しかったと感じました。自分にとって、このことはこの宿泊研修で学んだことの一つだと思います。(男子)


 座禅や生八つ橋作りなど、一生のうちにあるかないかの体験だったと思います。京都にしかない風景がたくさん見られたり、高知との違いも色々と見つけられました。自分にとってかけがえのない一生の思い出になりました。(男子)


 初めて座禅をして、初めて肩をたたかれました。足も痛く、30分がつらかったけど、今授業が全部早く終わっているように感じます。(女子)


 この修学旅行を通して、貴重な経験を本当にたくさんすることができたし、自分自身、前よりも変わった部分があると思います。 「当たり前ではないこと」を「当たり前のようにできる幸せ」を決して当たり前のことだと思わずに1つ1つの出来事などに感謝して生活していきたいと改めて思いました。
(女子)


 伝統工芸体験で京友禅の体験をしました。京友禅と聞いてもピンとこなくて、何をするのかよくわからない状態で、体験場所に行きました。 説明されたとき、難しいかもと心配だったけど、やってみると、とても簡単で、時間が過ぎるのがあっという間でした。 舞妓さんと和菓子の絵にしたら、舞妓さんのほうが上手にできて、色使いもきれいで、もう1回やりたいと思いました。(女子)


 タクシー研修は、本当に楽しすぎて、最後に運転手さんと別れるとき、寂しくて手を振り続けました。
 京都はすごい懐かしい感じで、日本の文化をギューッと詰め込んだ町でした。街並みも大好きで、京都に住みたいと思いました。行ってよかったです。(女子)