2014.12.13
予告なし防災訓練(緊急地震速報訓練)を実施しました


 平成26年11月5日、予告なし防災訓練(緊急地震速報訓練)を実施しました。

 本校では、海抜180mという立地条件もありますが、南海トラフ地震が起こった場合の対策として、津波からの避難だけでなく、「地震の強い揺れから身を守る」ことにも重点を置いています。
 2011年の東北地方太平洋沖地震では、陸地から100km(80km~120km)離れた水深1000mの海底が震源域だったために、巨大津波が発生した一方で、陸地での揺れは地震規模からするとそれほどでもなかったと言われます。近い将来確実に発生する南海トラフ地震では、震源域が四国にかかるため、陸地での揺れは、東北地方太平洋沖地震よりもかなり大きいと想定されます。
 そのため、地震の揺れそのものから身を守ること、また、津波や火災から避難するためにも、閉じこめられたり重傷を負ったりして動けなくなることを防ぐこと、が重要だと考えています。

 今回の訓練は、校内放送による全校一斉訓練と、各ホーム単位での振り返りアンケートに分けて実施しました。
 また、これまでの訓練は、地震対策や訓練内容を説明した上で行っていましたが、今回初めて、生徒には予告なしで実施しました。

 午前10時の授業開始と同時に、
「これより校内放送による防災訓練を行います。訓練、訓練、訓練放送です。緊急地震速報を受信しました。直ちに初期避難を開始してください。訓練です。」
と放送し、15秒ほどして、
「避難行動を終わって着席してください。」と指示しました。
その後、簡潔に初期避難の重要性と、今の状況で、何が危ないか、どういう行動をしなければならなかったか、考えておいてください、と説明して、3分間の全校一斉訓練を終えました。

終ホームで実施した、生徒へのアンケートは【こちら】です。

 初めての予告なし訓練ということで、十分な対応はなかなかできないだろうと予想していましたが、きちんと机の下に体(頭部を中心に)を隠して対角線上の2本の脚をしっかり掴むという基本が出来た生徒も結構いました。その一方で、予想された、何をしていいのかとっさのことで分からなかったケースだけでなく、観察役の教員が動かなかったので何もしなかった、という報告もありました。詳細は、教員用、生徒用のアンケートを集計中ですが、今までの訓練の成果も、突然の行動の難しさも実感できた、有意義な訓練だったと考えています。