2015.02.20
10周年記念「キャリアセミナー2015」開催される


 社会の第一線で働いている方々をお迎えし、その職業についての理解を深め、将来の進路決定のきっかけにしようと、2月7日(土)、中3生と高1生を対象に「キャリアセミナー2015」を開催しました。早いもので、「キャリアセミナー」も今年で10周年を迎えましたが、今後もますます充実させていきたいと思っています。

日時:平成27年2月7日(土)
     【各講師による講演】 14:00~14:50
     【希望者による座談会】14:50~15:30
対象:中3生(全員)・高1生(全員)

【講師一覧】
1.映画会社の仕事
黒岩康文氏(東宝(株) 映像本部映像事業部 本校1期生)

2.政府の仕事
松下美帆氏(内閣官房 日本経済再生総合事務局 参事官補佐・本校2期生)

3.弁護士の仕事
大塚 丈氏(大塚・津田法律事務所 高知弁護士会副会長 本校4期生)

4.銀行員の仕事
栄田智文氏((株)四国銀行 お客さまサポート部 副調査役 本校8期生)

5.航空会社の仕事
五十嵐武氏(JAL日本航空(株) 高知支店長)

6.スポーツライフプロデューサーの仕事
鈴木秀司氏((株)スポーツマックス代表取締役社長 棒高跳びアジア選手権銅メダル)

7.マンガ家の仕事
村岡マサヒロ氏(4コマ漫画「きんこん土佐日記」高知新聞夕刊に只今連載中)

8.言語聴覚士の仕事
土居奈央氏(高知大学医学部附属病院 リハビリテーション部)

9.プロブロガ―の仕事
イケダハヤト氏(著書「新世代努力論」 NHK「ニッポンのジレンマ」に出演)

10.診療放射線技師の仕事
池田鉄兵氏(高知赤十字病院放射線科 高知県診療放射線技師会理事 本校10期生)

11.システムエンジニアの仕事
松岡紀宏氏((株)高知電子計算センター 情報事業本部 本校8期生)

12.保健師の仕事
吉川佐知氏(高知市役所 本校11期生)



1.映画会社の仕事
黒岩康文氏(東宝(株) 映像本部映像事業部 本校1期生)

 講師の先生の高校時代の体験談から、ふだん私たちが知ることのできないような映画業界の話まで、あっという間の1時間でした。土佐塾高校1期生の先輩の興味深いお話に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

(生徒感想)
 「おもしろい映画」ではなく「おもしろそうな映画」に思わせるのが重要という言葉が印象に残りました。映画の宣伝や契約など今まで考えもしなかったところが分かりました。儲けも大事だけれども、お客さんのことを第一に考えているところのある映画会社だと思いました。

 


2.政府の仕事
松下美帆氏(内閣官房 日本経済再生総合事務局 参事官補佐 本校2期生)

 アベノミクス政策を推進するメンバーとして国の重要な課題に取り組み、日本の指導者たちを見ながら仕事をしているそうです。自分の提言が採用され実現すると仕事にやりがいを感じると、誇りを持って話される姿に大いに感銘を受けました。

(生徒感想)
  政治家の人たちだけでなく、裏からその仕事を支えている方たちがいて、その人たちのおかげで今自分たちの生活があって暮らしていけているのだと実感できた。日本の経済は決して良くはなく借金は昔と比べて大幅に増えているが、それを打破するためにどうやったら収入を増やせるか、どうやったら支出を減らせるかを一生懸命考えて政策として実行して・・・と大変だがとてもやりがいのある仕事だと思った。

 


3.弁護士の仕事
大塚 丈氏(大塚・津田法律事務所 高知弁護士会副会長 本校4期生)

 司法試験に合格して就く職業として、裁判官・検察官・弁護士を挙げ、その仕事の違いについて説明していただいた。また、弁護士は相手の話を聞き、納得できる解決法を見つけ出し、裁判にならないように調整していくことも重要な仕事であると教えていただいた。

(生徒感想)
 テレビで見るのは刑事事件がほとんどだったので、弁護士の仕事の幅の広さに驚きました。正義を貫いて人を助けることができる仕事は本当にすばらしいことだと思いました。
 さまざまな裁判によって、いろいろな勉強をするのは大変そうだけれども、事件が解決するととてもやりがいが生まれそうだと思いました。

 


4.銀行員の仕事
栄田智文氏((株)四国銀行 お客さまサポート部 副調査役 本校8期生)

 銀行員の1日を中心に,銀行員とはどのような仕事かを具体的に説明していただきました。社会人として生きていくために,語学力や探求心,そして楽観主義が必要だと述べられました。社会に出て,クレームを受けたり門前払いをされても落ち込まないことが必要だと力説されていました。

(生徒感想)
 銀行員という仕事は、お金に触れるだけでなく地域貢献や人材育成など私たちの知らないところで、さまざまな活動をしていることが分かった。変えられないのは「他人」と「過去」変えられるのは「自分」と「未来」という栄田さんの言葉を心において将来に役立てていきたいと思う。

 


5.航空会社の仕事
五十嵐武氏(JAL日本航空(株) 高知支店長)

 人とモノを安全に快適に、そして定刻に運ぶという大きな使命を持つ航空会社。その飛行機を飛ばすためにはさまざまなスタッフの連携とチームワークが必要です。そして、この人とモノを運ぶことで人や文化が交流し、地域や経済の活性化につながります。多面的な視点から飛行機を見てみましょう。

(生徒感想)
 航空の仕事の中でもたくさんの役割があって、それぞれが重要な仕事なので欠かせないということが分かりました。ただ人と物だけを運ぶのではなく、そこからさまざまな交流や支援などが生まれることが分かったので、すごくためになりました。

 


6.スポーツライフプロデューサーの仕事
鈴木秀司氏(株)スポーツマックス代表取締役社長 棒高跳びアジア選手権銅メダル)

 スポーツを通じてドキドキワクワクを経験し、人生を豊かにする方法や普段知ることのない社長業について、また企業が求める人材などを生徒にもわかりやすく講演していただきました。ちょっとしたゲームも体験し、生徒も楽しく参加できたと思います。

(生徒感想)
 やりたいことをやる時に中途半端にやっては成功しないと思った。鈴木さんが「自分には休みがない」と言っていたが、いつでも社会のことを考え続けているからこそ、新しいアイディアが出てくるのだ。自分も好きなこと、頑張りたいことを全力で取り組みたい。

 


7.マンガ家の仕事
村岡マサヒロ氏(4コマ漫画「きんこん土佐日記」高知新聞夕刊に只今連載中)

 どこにでもチャンスは転がっているし、すべて活躍の場となる可能性があるのだから、新しい価値観を自分でつくり出してそれを楽しんでほしいという言葉が印象的でした。漫画家に限らず、これから将来を考える生徒たちの励みとなるのではないでしょうか。最後にはリクエストに応えて「きんこん土佐日記」のキャラクターをその場で描いてくださり、みんな大喜びでした。

(生徒感想)
 今日の講演でいろいろな価値観を知ることができました。そこからいろいろな作品が生まれていることも分かりました。これからは小さなことでも自分なりの価値観を持って見ていきたいなと思いました。

 


8.言語聴覚士の仕事
土居奈央氏(高知大学医学部附属病院 リハビリテーション部)

 言語聴覚士が、実際どんな仕事をしているのかを知らない生徒がほとんどだったので、実際に使っている訓練の道具やスライドを用いて分かりやすく説明してくれました。生徒の質問に対して、個人に合わせた訓練を見つけることが大変だけれども、訓練をして出来るようになった時に患者さんやそのご家族が喜んでくれると自分たちも嬉しく、やりがいがありますと答えてくれました。今後の進路選択を考えるきっかけになったようです。

(生徒感想)
 今回のセミナーで医療での言語聴覚士の業務を学ぶことができたし、リハビリで使っている積み木や本などを見たりして、実際に患者さんの立場になってみることで得られることがたくさんあることも分かりました。

 


9.プロブロガーの仕事
イケダハヤト氏(著書「新世代努力論」 NHK「ニッポンのジレンマ」に出演)

 プロブロガーとしてお金をどのようにして稼いでいるのか、また、自分の好きなことを仕事にすることの楽しさを、実体験を交えながらわかりやすく教えていただきました。生徒にとっても身近であるインターネットに対して、より興味や関心を持つようになった有意義な時間となりました。

(生徒感想)
 ブログをやっている人の中にもプロの人がいることを知りませんでした。ゲームのアイテムや本などの紹介でちょっとのお金をたくさんの人から集めて稼いでいるということを知りました。小学生の描いた絵がLINEのスタンプとなり、自転車を買えるほどお金が貯まることにびっくりしました。

 


10.診療放射線技師の仕事
池田鉄兵氏(高知赤十字病院放射線科 高知県診療放射線技師会理事 本校10期生)  

 病院で行われている放射線科関係の様々な検査を説明していただきました。実際の映像をもとに各検査の特徴を分かりやすく紹介していただきましたが、やはりコンピュータでの画像処理が目を引きました。講演終了後の座談会では実際にパソコン操作もさせていただき貴重な体験になりました。

(生徒感想)
 とても鮮明な画像で身体の悪いところがはっきりと確認できたので驚きました。また、この仕事は患者さんとのコミュニケーションが大事だということを知りました。

 


11.システムエンジニアの仕事
松岡紀宏氏((株)高知電子計算センター 情報事業本部 本校8期生) 

 システムエンジニアは顧客のニーズに応えてコンピューターシステムを作っていく仕事です。そのためには、プログラムの知識はもちろんのこと、社会の仕組みやコンピューターのハード面など幅広い知識が必要であるということを、ご自身が行っておられる給与システムの開発を例にわかりやすく教えていただいた。

(生徒感想)
 システムエンジニアの人はお客様と何回にもわたり話し合いを持っていることが分かった。提案から運用までの流れを教えていただき、家に置き換えて話してくださったので分かりやすかった。

 


12.保健師の仕事
吉川佐知氏(高知市役所 本校11期生)

 治療をメインに行う看護師、健康増進や病気予防に重点をおく保健師という職業の違いから話が始まり、本校在学中の話、自分の転機の話、高知市の現状、これから生徒達に気をつけて欲しいことを話していただきました。最後には性感染症に関する実験を行い、身近に起こることだという意識を持つことの大切さを学びました。

(生徒感想)
 最近虐待という言葉をよく聞くし、少子化なのに充分な環境のもとで育てられる子供は少ない。困っている親子を助けサポートすることは日本の未来にもつながっているし、なくてはならない大切な仕事だと思った。