2015.02.27
中学2年生 サイエンスセミナー 『科学を知ろう - 環境とエネルギー』


 2月23日(月)、LHRの時間に高知工科大学 環境理工学群教授 杉本隆一氏をお招きし、『科学を知ろう - 環境とエネルギー』というテーマで講演をしていただきました。

 この講演に先立ち、私たち中学2年生は3回の事前学習を行いました。1回目は、①エネルギーとはどのようなものか ②エネルギーはなぜ問題として取り上げられるのか ③エネルギーと環境との関係 について各クラスで話し合いをしました。2回目は、各々が宿題として調べてきた①再生可能エネルギー ②バイオマス ③持続可能社会 この3つの言葉について調べてきたことの共有、そして化石資源が底をつき、なくなった時代を想像し、エネルギー問題を解決するためにはどのようなことが求められるのかを話し合いました。3回目は話し合ったことをもとに、私たち中学2年生が予想する未来のエネルギーと環境を、提案書という形でまとめ、事前に杉本先生に提出させていただきました。

 事前学習を通してエネルギー問題についてある程度の知識を備えていたことや、難しい内容を中学生にも理解できる言葉で表現してくださったこと、また、途中エネルギークイズなども交えていただいたことで、とてもわかりやすく、ぐいぐいと引き込まれる講演となりました。「環境は守るものではなくて、作るものです。持続可能な社会を作っていくのは君たちなんだよ」という言葉を一人ひとりが真剣に聴き、重く受け止めることができたようで、未来を担う中学2年生にとって有意義な講演となりました。


【生徒の感想】
 セミナー中に20年後ぐらいの世界を想像してみたら、水素自動車がいろんなところで走っていて、それが普通になっている世界なのかなと思って、楽しみだなと思いました。でも、その環境を作るのは自分たちだということを忘れないようにしたいです。

 講義を聴く前は「環境問題が…」とかの言葉を聞いても頭に思い浮かぶのは、中国とか原子力だとかしかなかったけれど、今日の講義を聴いてからは、他人事ではないと実感し、地球の未来なんて今までは考えていなかったけれど、自分たちでちょっとづつ変えていくんだなと思い、理科や科学に対するイメージは、他人事から自分の事へと変わった。

 節電節約と言いながら、普段通りに過ごしてしまいがちで、石油資源の枯渇と言っても身近に感じることができませんでしたが、石油があと54年分しか残っていなくて、しかもそれが最近発見されたシェールオイルを含めてのものだとわかって焦りました。太陽光発電も、日本は世界第3位の発達している国なのに、作れるのは全体の必要なエネルギーの小数点以下だと知って不安になりました。今は何もできることがなくても、これからの社会の仕組みを作っていくのは私たちの世代だと感じて、危機感を感じるとともに責任感を感じました。