よくある質問
主に、まなび創造コースに関する質問および回答を掲載しておりますが、土佐塾中学・高等学校 Q&Aもあわせてご確認の上、なおお問い合わせしたい事項がございましたら、ページ下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
本校は「智・徳・美・体」を校訓としています。創立主旨には「人それぞれの個性や創造性を最高に伸ばす教育を心がけ、独立自尊、進取の精神を養い、視野の広い自由人、世界人を目指すものとしたい」と書かれています。MCCはこの精神に則り、創造活動に伴う探究や、失敗を改善へのエネルギーに変えることができる人間の育成を目指します。学習指導要領に掲げられている「主体的・対話的で深い学び」の場を提供し、生徒の「意欲」を重視するコースです。 また、MCCは「新たなまなび」の「カタチ」を生徒自身が見出し、創りあげていくコースです。「教育の60年ギャップ説」という言葉を聞いたことはないでしょうか。教員や保護者の皆様がある授業を見て「こんな授業を受けたかった!」という感動は、実は自身の子どもの頃の経験と現在の授業との比較から生まれた感慨です。しかしながら現在、特にIOTやAIの分野において、日々革新的な技術が生み出され、その影響により私たちが生きている現実は急速に変貌を遂げています。30年前には存在しなかったツールが世界的なインフラにすらなりつつある時代に突入しているのです。そうして将来、現在の生徒たちはそのおおよそ30年後保護者として、子どもの「教育」の第一義的責任者の立場となるのです。したがって、次の次の世代の生徒が「教育」について考えるとき、現在教育を担っている保護者の皆様や教員の「教育」への考え方は60年ほど現実から遠ざかっている、ということになります。 土佐塾中学・高等学校は、そうした危機感からICT教育の充実・映像教材やアクティブラーニングの導入など、常に時代の最先端にある「教育」のあり方を模索し、取り入れてきました。しかし、「主体的」という尺度でこの教育のあり方をとらえなおした場合、まだまだその部分は不十分であるといえます。MCCはそうした「主体性」を重視し、生徒自身が「問い」を発見するところから支えていこう、という考えに端を発しています。そして、その「問い」を解決するためのプロセスをも生徒自身が考え、判断し、表現していくこと、すなわち「新たな学び」の「創造」を目的としているのです。そうした「新しい学び」方を身につけることこそ、現在を超えて未来を変革できる「人財」となる第一歩であると考えています。
自身の興味関心について、とことん追究することができる「スペシャリスト」です。 「勉強って何の意味があるんだろう?」「こんなことやっても価値があるの?」。誰もが一度は持ったことのある疑問ではないでしょうか。そして、こうした疑問に対する納得できる解答を得たことがある方はおそらく少数だと思われます。しかし、その疑問を得意な教科・好きな教科で持った、という人も少ないはずです。すなわち、人は得意なこと・好きなことに関してはその意義や価値など考えず「熱中」することができる、ということです。MCCではそうした得意なこと・好きなことをとことんやり抜くことができます。そして、いい意味で各分野に「尖った」「特化した」異能の人間として成長してくれることを望んでいます。 MCCでは現実を変革し未来を創る「人財」を育成したいと考えています。そして、「自分の好きなこと、没頭できること」を仕事にして生きていくことができる「才能や魅力を引き出す場」を提供します。
令和9年度中学一般入試は、自由課題で3分間のプレゼン実施と質疑応答、英語のインタビューテストを実施します。令和9年度高校一般入試は、出願期間内に、動画を作成し提出してもらいます。 動画では、ストーリーの作成、コマ割りを考えたり、自分の体験を振り返り、表現することで、自己表現ができていることを確認します。動画テーマは「30年後にどんな世界を創りたいか、そのために“まなび創造コース”で何を学んで、何を創りあげたいか、文章、絵、工作、身体、歌などで自由に表現し、その意図の説明と共に動画で提出すること」です。
「ファシリテーター」=併走者としての役割を担います。「ファシリテーション」とは「促進」という意味があります。生徒の気づきを促し、知恵を引き出し、行動に駆立てる。今までの教員の役割は「授業では黒板の前で一斉に講義を行い知識を伝える」側面が強かったですが、これからは「生徒ひとりひとりの学びに合わせた内容をコーディネートする伴走者(ファシリテーター)」として、生徒自身が知識を掴み課題を解決していくことを支援する側面が強くなります。 例えば、生徒が「桂浜の観光ガイドを英語でやりたい」という希望があった場合に、社会科の教員は「桂浜に関する書物を読んで、なぜ桂浜という名称なのか?桂浜の地理的な特徴は何か?聞き手が感動するストーリーはあるのか?よさこい鳴子踊りとの関連性はあるのか?これらをどの観点で調べたら良いかグループで考えて発表してください」というアドバイスを行う必要があります。 MCCの特徴としては、「一斉講義を基本的に行わない」ということが挙げられます。あくまで「主体性を重視する」ことがMCCにおいては重要な目的でもあるからです。そのため、チームや個人による学習が主体となるわけですが、学習に問題点が生じた場合、その解決のため、教員が「一緒に考える」「考え方を教える」「専門家とつなぐ」といった役割を担います。つまり、生徒の学びの機会を最大限に広げ、あくまで生徒自身が選択し、考える事の保持的役割になる、ということです。もちろん人格形成においても重要な時期ですから、身体的・精神的な危険が及ばないよう最大限配慮いたします。
「学力観」と「学び方」が異なります。既存のコースでは、本校のカリキュラムの下、大学入試に焦点を当てた学力の向上を求めていきます。したがって、「アクティブラーニング」型及び「一斉講義」型、反転学習などの学習形式が主となります。 対して「MCC」では「学力」を大学入試のみに対応する力だとは考えません。いわば「学ぶ力」「学び方を学ぶ力」「学びに向かう力」を「学力」と定義します。したがって「自学」を中心とした「探究型」学習が主となるため、「一斉講義」型などの授業形式は既存コースと比べて大幅に少なくなります。「学習指導要領の各分野の目標及び内容」に定められている学習内容を順次実施すると共に、PBL(プロジェクト型学習)を行います。どのような方法で生徒が学習指導要領に定められた目標をクリアしていくのか「教員と生徒が相談しながら自分たちで決定する」ことに大きな特徴があります。 どちらのコースが良いというものではありません。生徒の適性や意図に合わせて既存コースと新コースを選ぶことができます。
例えば、社会と理科を横断し「青銅器を作る」ことを扱います。これは、中2の歴史分野で登場する青銅器はどのように作られたのかを理科の酸化還元の実験から考察する内容です。学習活動の過程に置いて、資料集で見る青銅器との違い(緑青の有無)から酸化についてや、鉄器の製造方法との違い(高温にする技術が必要であること)から鉄器が青銅器の後に文明として現れたことについて、を各自が考察することができます。 他にも「数学と外国語」のクロスカリキュラムの例をお示しします。学習指導要領に記載されている数学の内容(正の数や負の数、方程式)について、「具体的な場面での活用方法」をグループで探究し、その具体例を言語化すると共に、それを英訳するという授業などが考えられると思います。具体的な場面を言語化する学習活動では国語も含めた3つの教科のクロスカリキュラムが実施されているかもしれません。
学年を枠を超えた探究型学習のことです。将来的に異なる学年の生徒たちが総合的な探究の時間に共同でグループを作る予定です。いろいろな立場や視点が存在するなか学び合うことで生まれる相乗効果が期待できます。
「映像クリエイター育成プロジェクト」では合同会社「空中八策」の代表である吉岡 亮さんの支援を受けて、映像クリエイターとして身につけるべきスキル(ドローンの操縦・映像編集・広報PR活動など)を総合的に身につけることができます。生徒は現代社会の最先端技術について、専門家から直接アドバイスを受けることができます。 また、PR動画作成を通じて言語能力や論理的思考力も同時に育成することができるこのプロジェクト型学習は、まさにSTEAM教育を実践するための「新しいまなびの形」と言えます。 PBLを取り入れるMCCの目的は、学び方を学び、生涯にわたって学ぶ人間を育てることです。ソフトスキル(非認知能力)を身に付け、新しい価値を生み出すこと中心とした学びの環境を提供いたします。この環境によって、誰もがみな天才児になることを約束をするものではありませんが、「知りたい」「やってみたい」という欲求(意欲)を大切にし、「学びに向かう力」を育み、将来にわたり問いに対して向き合う姿勢を身に付けます。 日本では、まだなじみの薄いPBLを主体としたカリキュラムですが、PBL中心の授業を行うアメリカのある高校では、州の標準テスト成績は平均を上回り、大学進学率も98%と高くなっているという事例があります。
STEAM教育とは
Science Technology Engineering Art Mathematics の頭文字をとりSTEAM教育と呼んでいます。生徒の科学的・数学的な思考を基礎としながら、彼らの批判的思考力(クリティカルシンキング)、技術や工学を応用して、探究的・創造的なアプローチを行い、現実社会に存在する課題解決(困りごとの解決)に取り組む学びの手法です。
本校では創立当初より掲げている「智・徳・美・体」にそって、Philosophy(哲学)やPhicical(体育)にも力を注いで行きます。
STEAM教育のキーコンセプトは以下の4つです。
「Think out of the box」=型にはまらない自由な発想
「Give it a try」=ひとまずやってみる
「Fail forward」=失敗して前進する
「Humanism」=世界や人類のために役に立ちたいという考え方
県内外の中学・高等学校や、高知大学、高知工科大学との共同プロジェクトの案があり、随時検討・実行しています。具体例の一つとしては、令和7年度より高知工科大学との高大連携授業「フューチャーデザイン講座」を開設しています。
専門学校は、将来つきたい職業についての専門的な知識と一般教養をまなび、専門職の資格を取得するケースが多いと思いますが、MCCは特定の専門職を養成するものではありません。生徒たちは、様ざまな学問領域において失敗を恐れることなく創造活動を行い、型にはまらない自由な発想で「世の中の困りごと」に対する新しいビジネスや社会の仕組みを創造するマインドセットや、自らの関わり方を身につけます。
文部科学省が新指導要領で掲げている、▽知識・技能▽思考力・判断力・表現力等▽学びに向かう力・人間性等……の「資質・能力の三つの柱」に対応させる形で、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点を軸とする観点別評価を中心とし、従来のペーパーテスト中心の100点法による評価から変えていきます。必要に応じて生徒とのフィードバック面談等も活用し、評価の参考としていきます。そこには、狭い意味での「学力」にとどまらず、情意面も含めて、学校で身に付けた学力を活用しながら社会に出ても活躍できる「資質・能力」に高めようという狙いがあります。
Google Classroom は、教師による課題の管理をサポートするシンプルで使いやすいオンライン教育ツールです。Classroom を利用すると、教師はクラスの作成、課題の出題と採点、フィードバックの提供などを 1 か所で行えます。生徒は、課題の提出とフィードバックをいつでも受けることができます。 PBLを行うために、双方向のやりとりが重要となります。進捗状況の確認、今後の進め方、成果物の評価をデータ化し、有意義なフィードバックに充てる時間をより多く生み出すためのツールです。
新コースの服装は、夏服として学校指定のロゴつきTシャツやポロシャツ(体操服としても使用可能)、冬服としてロゴつきトレーナー、既存のブレザーの役割として紺色のジャケット(洗えるタイプのもの)、既存のズボンの役割としてグレーのチノパンを採用しています。「新しい価値を創造する」というコンセプトのもと、汎用性、機能性、耐久性を重視し、性別にとらわれないユニバーサルデザインの制服を導入しています。 具体的な創造活動の内容は、農作物、廃材を使った作品、青銅器、映像や動画、文章や絵画、など多岐にわたります。
校舎は別ですが、部活動などは一緒に参加できます。学園祭や体育祭・練歩会などの学校全体に関わる行事に関しては、原則として合同で参加する予定です。遠足や修学旅行などの学年単位で関わる行事に関しては、コース生徒独自の行き先を決めるのか、学年全体に参加するのか、生徒と相談しながら決めていきたいと考えています。
保健室をはじめ、図書室、体育館、家庭科室等の施設は、既存の校舎にあるものを共用します。もちろん、軽微な手当てができる程度の備品は新コースの校舎にも完備しております。また、簡易ではありますが新校舎にも保健室・図書室を整備いたしました。本校は基本的に2名の養護教諭がおりますので、必要に応じてオンライン等でも対応できるようになっております。
総合型選抜(旧AO入試など)の受験方式を主に利用します。また、従来の大学入学共通試験と個別学力試験が必要な生徒は、オンライン講義システム等を活用して、教員のサポートを受けながら各自で学習に取り組むこともできます。 進学先としては、各自の意図に沿った、国内の国公立及び私立大学、海外の大学への進学が中心となります。場合によっては在学中に起業し、卒業後にそのままビジネスの世界に身を投じる生徒が出てくるかもしれません。
可能です。MCCの校舎の見学はご連絡いただければ順次ご案内できます。
MCCの授業料は月額43,000円です。MCCでは授業料に加えて、新しい施設や教育機材の整備・購入、外部講師の招聘費用を「まなび創造費」として計上した月額53,000円です。その他に、心電図、スポーツ保険や遠足にかかる費用などをホーム費として集める予定です。 寮費は月額44,000円です。別途、朝夕の食費(日曜は朝昼晩)がかかります(月額30,000円)